BANDAI トンデケ パーマン
1980年に発売され社会現象にもなった任天堂のゲームウォッチ。その後ロムカセットの交換が可能なコンシューマーゲームへと発達していくまでの数年間にはさまざまなLSIゲームが製造販売されました。
こちらは1983年にBANDAIから発売された藤子F不二雄さん原作のテレビアニメ、パーマンの電子ゲーム「トンデケ パーマン」です。
80年代LSIゲームの何が良いってこのなんとも自由な形の筐体。これはパーマンバッジの形をしています。
野球ゲームだと球場型だったり、アーケードゲームを意識したような立体的な箱型の物があったりと本当に夢があったなあ。
これね、よく見てもらうと、操作ボタンの少し上が変な形に変色というかこれが元々の色というか、とにかく他と少し色が違うところがあると思うんですけども。
元々ここにはこんな風にパーマンのシールが貼ってあったんです。プリントとかじゃなくてシール。
これがヒジョ〜に気に入らない。40年前の貴重なものだろうがなんだろうがわたしが気に入らない。
わたしはコレクターではないので剥がしちゃいました。シールはきちんと保管してあるので、今回ここに載せるために貼りました。でもない方がかわいいよ(断言)。
パーマンバッジのこのビジュアルが幼い頃からなんだかすごく好きで、ヘルメットとマントだったかな?あとバッジがセットになったおもちゃを買ってもらって、「パワッチ」とか言いながら、近所のちょっとした段差とかを飛び降りたりもしていましたね。
裏面。経年でねじの状態がどれもとても悪かったんです。それでも恐る恐る開けて、簡単に中の清掃だけしています。画面に入った小さな埃とかも取りました。
電池蓋のところなどはねじがなくなっちゃっててテープで留めてありました。なのでここだけはホームセンターで合うサイズを買ってきて新たにつけたもの。
このねじを買いに行ったとき、ゲーム機を持っていくのを忘れちゃったんですけど、BANDAIの電子ゲーム機だしこのくらいのが合うんじゃないのかな、って勘で買ってきたらうまく嵌まったので嬉しかったですね。
筐体左上のOPENと書かれているところをおろすと小さな液晶画面があらわれます。ヒィーかわいい。
偏光板の劣化もないように見えるし音もきちんと鳴ります。でもこれがまあ何をどうしたら良いのかさっぱりわかんないんです。
画面左上から機関車型のローラーコースターに乗ったブービーが降りてくるんですけども、ところどころ鉄骨が欠けてしまっているんですね。それをパーマンが運んで、ゴールまで無事にブービーを運ぶっていうゲームなんですけど、操作方法が全くわからね〜。
自分の押しているボタンにパーマンが反応しているのかすら怪しい。壊れてんのかな、もしかして。
と思ってプレイ動画とかちょっと見たりしたんですが、見てても何を押したらどういう動きになっているのか、うん、わからん。
でも別に良いんです。眺めているだけでかわいいので。
ところで日頃からおもちゃやゲームをとにかく分解してみたいわたしなのですが、これまでは100均の精密ドライバーを使っていたんですけど、精密ドライバーセットをAmazonで買いました。1000円です。
シールを貼ってめちゃくちゃにするのが好きなのでゴミのセンスで貼りまくっています。
裏にも貼った〜。かわいいね。