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ブルーでハッピーがいい

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やばい。懐かしくて泣いちゃう

いつか見返すかもとか、またそのうち絶対かわいいと思う時が来るからとかそういう理由で大切に保管してあった物の「いつか」を紐解く時とはまさに今この2024年のことだったのかも知れないなと最近よく思います。

その理由は、久しぶりに全体公開のブログをはじめたことも大きいですし、去年の5月にはじめたブルースカイに投稿したい、見てもらって懐かしんで欲しいという気持ちが自分の中にわいてきているからです。

老後に眺めて懐かしむ、がもう今だな、とも思っていて、もうとにかく本当に昔のことばっかり思い出してしまうここ何年か。特にこんな、30年前には考えられなかった暑さの夏には、自分がいちばんキラキラだった頃の夏をどうしても思い出してしまいます。

さて、上に載せた写真は1997年に新発売になったロッテの板ガム「ミントブルー」とそれに関連するあれこれです。

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ミントブルーが新発売になった際、CMではChocolatというシンガーの「ブルーでハッピーがいい」という曲がタイアップされました。

これはプロモーション用の非売品8cmシングル。試食としてミントブルーガムも付いていました。詳細がもう何もわからないけれど、プロデュースをしていたカジくんかニール&イライザのライブ会場などで配られたとかだったのでしょうか。

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CDケースの裏面にもミントブルーの広告。

このブルーの光沢のあるパッケージとイルカのイラスト。今見てもかわいくてときめきます。

それにしても驚いたことにこの試食のガム、なんと現在でも香りがするんですよ。一体どんな香料を使っていたのか、ちょっと怖いよ。食べてみたくなって来ますがさすがにやばそうなのでやめておきます。

ショコラについてはオリーブやPeeWeeを愛読していた世代の方にはもはや説明不要ですね。

ふたごのヒーコという妹がいて2人ともモデルをしていたこと、カジくんことカジヒデキさんプロデュースでデビューしたこと、名前は本名の雅子から、皇后陛下が小和田雅子さんだった時代にご実家で飼われていたヨークシャテリアのショコラから名前をもらったということ、98年20歳のときにGREAT3の片寄明人さんと結婚したこと。

わたしはそこまでカジくんもショコラのことも追っていたわけではありませんが、この頃のことを考えるとき、かならずミントブルーのガムとCMに使われていたブルーでハッピーがいいが脳内に流れ出すんですよね。

最初に載せたアナログ盤はおととし、リリースから25周年を記念して限定生産されたクリアブルー仕様のシングルレコードです。まさにあの頃のブルー!

ところでミントブルーガムは、2018年に終売になったようです。悲しい。

とは言え、それこそ新発売のときにはかわいいっなんて思って何度か買いましたが(美味しそうではなくかわいいかどうかで買う。わたしはそんな人間)その後20年以上知らん顔していたから何も言えないや…。

元々ガムがそんなに好きというわけでもないんでした。近年は粒ガムが主流なのかな、ボトルに入ったやつとかね。

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で、90年代にはこういう物があったんですよ。ふたつ並んだ上のやつね。これね、板ガムケース。

こういうのがコンビニとかで売られていたんだった。サンリオとかでも出ていたからそれなりに流行ったグッズだったと思われます。

かわいいかどうかで生きていたからこんなんも当然欲しくて持っていました。これは何年も後に入手し直した物ですが、マイメロのも持っていた記憶があります。ガムはそんなに好きじゃないけどこういう小物は大好きなので、これを使いたくてたまにガムを買ったりしていたんだと思います。

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これは韓国のガールズグループNewJeansがパッケージにプリントされたその名も「NewJeans meets イタガム ソーダミント」。

普段ガムを買う習慣がないわたしですが、コンビニでこれを見つけてかわいいなと思って買いました。ヘリンちゃんのをふたつ。

このガムを見たとき、懐かしのミントブルーにちょっと似てない?と思ったのです。同じロッテですし。封をあけていなくても香ってくるミントの香りもなんとなく似てる。

そこで思い出しました。板ガムを入れるケース、昔流行ったよなあ。と。

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開封して少しびっくり。このブルーの感じ、ますます似ている。そうなるとケースに入れたくなってきたのでまさに27年ぶりにこれを使う時がやってきました。

あ、当然ですがこれも丸洗いしています。

ちなみにこのイタガムは9枚入り。90年代もそうだったのかな。このケースには全部入らない気がするけどどうなんだろう。

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人間の目って曖昧ですね。

全部入ったわ。またもやびっくり。すごくないですか。サイズとかも一切変わっていないんですね。

そしてこの色味の統一感よ。やっぱり似てる。

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スライドして取り出してみましたが、この感覚があまりにも久しぶりすぎてウワーッとなってしまいました。懐かしすぎる、やたら嬉しがってこういうケースに詰め替えていたよなあと。

1枚食べてみましたが、味は少し違いましたね、当たり前だけど。このソーダミント味には黄色いカプセルのようなものが練り込まれていて、あのときのミントブルーよりも少し酸味がある気がしました。

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ちなみに一緒に写っていたこちらもおそらく1997年の製品で、バンプレストが製造していた「ロッテガム デジタルウォッチ」というゲームセンターなどの景品だったものです。

他にもクールミントガムなんかもあって、ガムを模した四角いケースに小さな液晶画面がついていて、申し訳程度の時計&日付表示と、キャラクターが点滅して動きます。

これもずいぶん経ってから入手したんですが、当然もう映らなくなっていました。ネジがかなり錆びていて怖かったのですが、ネジ用の滑り止め剤を持っているのでそれを使いながらなんとか中を開けることができました。

中にはL736Fという小さなボタン電池が入っていました。埃っぽかった基盤を清掃して、736と互換性があり、現在でも多く流通しているLR41というボタン電池を買ってきてセットし組み直してみると…またイルカたちが泳ぎ始めました!

最初、映ったものの液晶がうっすいのでこれはまた偏光板を..なんて思っていたらみるみる濃くなってきたんですよ。どういう仕組みなの?

にゅじのイタガムを買ったことで97年に発売になったガムを思い出した話でした。だらだらと書いてしまいました。